建築日記

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厚木スタジオ第6回未来をのぞく住宅展

今度厚木のイオン厚木店にて住宅展に参加することにしました。大震災の影響もあり、何がお話できるか、分かりませんが、なにかこれを通じてつかめればと考えています。
ご興味のある方は2日間会場に詰めていますのでお気軽にお越しください。東北地方太平洋沖地震の影響で約1ヶ月遅れての開催です。
http://www.asj-net.com/event/data.php?eventid=141-17
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by 3tsuda | 2011-04-29 11:43

原発の恐怖

建築家として今回の大震災にたいして何が言えるのであろうか?

・・・最近は原発の問題が危機的状況にあるので仕事が手につかないのです。図書館に行って原発の本を数冊借りてきて読み漁っています。自分が今まで原発のことにまったく無関心であったことが信じられません。こんな重要な問題を日本人として無視してきたことが恥ずかしい限りです。1986年のチェルノブイリ原発事故のとき私はNYで生活をしていて、事務所のボスが炉心がメルトダウンしてチャイナシンドロームを引き起こすソ連をかなり批判をしていたことを記憶しています。当時この意味がもう一つ分かりませんでしたが、人は実際に身近に起きて、初めて分かるものです。何故ここまでして危険な原発を造るのでしょうか?

 日本は原爆を落とされ、放射線による悲劇を体験している国で、そのため非核原則を宣言してきました。放射線の恐ろしさを知っているにもかかわらず何故、原発を作ってきたのでしょうか。・・・私の理解ではやはり、研究者のモラルの問題を逆手に利用した人がいるのではではないかと考えます。とてつもない危険だが莫大なエネルギーを操りたいという欲求、高速増殖炉を作り永遠のエネルギーを獲得したい欲求、それからウランやプルトニウムなどの重金属からではなく、水素やヘリウムなどを使い、永遠の太陽を作りたいという欲求も素直な研究者のそれと考えますが、しかし驚くべきかな、彼らは放射性廃棄物については、あまり関心がなかったと思います。原子炉破壊実験を繰り返し行い、原発が持つ凶暴性を解明してきたにもかかわらず、どのように原子力をコントロールするかに多大なエネルギーをかけ、事故が起きたときどのように対応するのかの方法が以外にもない実態が今回の連日のニュースで分かります。今回のことをすべて想定外と片付けることで、問題を摩り替えているように思われます。というのは原子力損害賠償法が1961年にでき、原発の事故が起きても電力会社が保護されるということです。10年の時限立法で2009年に改定され電力会社は1200億円を払えば責任を取る必要がないという国家プロジェクトとだったのです。こんな法律ができていれば当然責任ある発言は出てこないし、国は国で保証するといってもいずれは国民の税金で払うことになると考えているようで、どこか他人事のようです。
つまり私は今の所、原発は、戦後の高度成長期に潤沢なるエネルギーがほしいと考えた人たちと原子力にトラウマを持った研究者とが結託してできたと理解しています。驚くべきことは原発を作っても縦割りになっているので横断的に物をみて責任を持つ人間が設計の段階にいないようです。地震は地震の専門家原子力ついてはその専門家、放射能についてはその専門家というように縦割りになっており誰も横断的責任がないという組織自体に問題があるようです。
京都大学原子炉実験所の小出助教授は、これら原発の持つ危険性を指摘しつつ、今すべての原発をやめても火力発電ですべての電力がまかなえるので、直ちに原発は停止しろといわれているのですが、
これらの問題をもう少し整理して、原発の続行の是非がいずれまた問題になると思います。それまでに自分の結論をしっかり持ちたいものです。
終わり
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by 3tsuda | 2011-04-22 18:19

家づくりの会の春の講座の変更のお知らせ

先日のご報告させていただきました家づくりの会の春の講座の一部が東日本大震災の影響で使えなくなりました。3回目に予定していました。施設が使えなく2回目までと同じ渋谷区文化総合センターになりました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
再度修正したものをUPします。

第1回 4月17日(日)午後1時30分〜4時30分
【講 座】 「予算と設計監理」 古川泰司
【座談会】 「建築家とつくった家に住んで」 高野保光・宮野人至
【会 場】 渋谷区文化総合センター大和田 2F
      区民学習センター・学習室1

第2回 4月24日(日)午後1時30分〜4時30分
【講 座】 「スケジュールと設計監理」 石黒隆康
【座談会】 「建築家と家をつくるということ」 諸角 敬・泉 幸甫
【会 場】 渋谷区文化総合センター大和田 2F
      区民学習センター・学習室1

第3回 5月1日(日)午後1時30分〜4時30分(終了後に茶話会を予定)
【講 座】 「予算・工法別の家づくり リフォームと耐震改修について」
       1000万円台の住宅 ・・・根來宏典
       3000万円台の住宅 ・・・松原正明
       5000万円以上の住宅・・・荒木 毅
       リフォームと耐震改修・・・半田雅俊
【会 場】 渋谷区文化総合センター大和田 2F
      区民学習センター・学習室1

 ※地震の影響で施設に被害が発生したため 5月1日の会場が変更となりました
  また 会場の都合により茶話会を中止させていただきます
  申し訳ありませんが 御了承くださいますようお願いいたします

【参加費】 500円(500円ですべての回にご参加いただけます)
【申込先】 NPO法人家づくりの会(こちらの申込フォームで)

↓クリックして拡大します
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by 3tsuda | 2011-04-12 09:34

家づくり学校第3期のお知らせ

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メール iezukuri@nifty.com第三期家づくり学校 受講生募集のお知らせ

講義内容および講師が決まりましたので、再度お知らせします。

NPO法人家づくりの会では、2009年より住宅の設計を目指す人のための学校である「家づくり学校」を開講しております。昨年は第二期家づくり学校として、座学中心の1年生コースに加え、見学会による2年生コースを新設し、座学だけにとらわれない幅広い知見を身につけるため、素材や技術などの見学を行ない好評のうち終了いたしました。
2011年は演習課題による三年生コースを新設し、1年生コース、2年生コースともにさらに内容を充実させた第三期家づくり学校を開講いたします。住宅設計に取り組む多くの方の参加をお待ちしております。

2011年4月
家づくり学校 校長 泉幸甫、副校長 本間至 川口通正 半田雅俊

<各学年 講義内容とスケジュール>
「1年生コース・座学」
全8回 定員:35人 受講料 6万円
会場:自由学園明日館(東京都豊島区西池袋) 午後3時〜5時半(2時間半)
日程・内容
 第1回  5/ 8(日) 「住宅建築を作り続けていくには」 本間至・長浜信幸・宮野人至
 第2回  6/19(日) 「構法から考える」 諸角敬・根來宏典
 第3回  7/17(日) 「素材から考える」 泉幸甫・松本直子
 第4回  8/28(日) 「環境から考える」 松原正明・石黒隆康
 第5回  9/18(日) 「木から考える」  松澤静男・古川泰司
 第6回 10/ 2(日) 「歴史から考える」 山本成一郎・ゲスト(未定)
 第7回 11/20(日) 「外構を考える」  高野保光・村田淳
 第8回 12/18(日) 「設計監理とは」  本間至・赤沼修

「2年生コース・見学」
全8回 定員:20人 受講料 5万円 交通費・入館料など別途
日程・内容
 第1回  5/14(土) 「石切場(大谷石)」 吉原健一
 第2回  6/11(土) 「植木」 根來宏典
 第3回  7/ 9(土) 「メッキ・塗装」 石黒隆康
 第4回  8/20(土) 「建具」 松本直子
 第5回  9/10(土) 「左官」 村田淳
 第6回 10/15(土) 「古建築」 山本成一郎
 第7回 11/12(土) 「木材」  赤沼修
 第8回 12/10(土) 「廃棄・再生素材」  安井正

「3年生コース・演習」
全8回 定員:10人 受講料 5万円
場所:家づくりの会ギャラリー(渋谷区千駄ヶ谷) 午後2時〜5時(3時間)
8回の講座の2回を一組にして、講義と演習課題の説明+講評会で4つの課題に取り組む
日程・内容
 第1回  5/22(日)・6/26(日)
「木造住宅の温熱設計」 半田雅俊・荏原幸久(株式会社EOM代表取締役)
 第2回  7/10(日)・8/ 7(日)
     「(仮)納まりのデザイン」 諸角敬
 第3回  9/ 4(日)・10/ 9(日) 
     「(仮)茶室・和風の原点」 川崎君子
 第4回 11/ 6(日)・12/ 4(日)
     「(仮)工法から考える」 藤原昭夫

(各学年とも講師・講義内容については都合により変更される場合があります)

第一期、第二期の家づくり学校の様子は当ブログにて公開中です。

<申し込み方法>
受講希望者はNPO法人家づくりの会の事務局にメールにて「第三期家づくり学校の件」と明記の上、お問い合わせください。折り返しお送りいたします専用申込用紙に必要事項を記入して申込んでください。家づくりの会HP、家づくり学校専用ブログでも申込受付予定。
なお、2年生コースは1年生コース受講修了者のみが、3年生コースは2年生コース受講修了者のみが受講できるものとします。ただし、1年生2年生同時受講、1年生2年生3年生同時受講は可とします。
申し込み締切りは4月20日水曜日(必着)。選考の上5月初旬までに受講者に通知いたします。

<申し込み先>
NPO法人家づくりの会
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-2-15 奥村マンション1階130号室
TEL.03-5360-8061 FAX.03-5360-8062

家づくりの会HP http://www.npo-iezukurinokai.jp/index.ht
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by 3tsuda | 2011-04-11 10:46

原発事故の真実

これは建築家仲間から手に入れたものですが、知っていられる方もあるかと思いますが私には驚きの内容でした。京大原子実験所の小出裕章助教授のインタビューお聞きください。

http://iwataniyasumi.com/
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by 3tsuda | 2011-04-09 20:41

見えない都市

今回の東北関東大震災の被災地の映像を見ることは、私としても見るに耐えられず、なにかもやもやするものが去来していましたが、先日文京区本郷にある、明治(1905年)に建てられた木造下宿の保存に関するシンポジウムをみて少しもやもやが消えた思いです。

林芙美子や建築構造家の武藤清が借りていた下宿屋が東京大学のすぐ近くにあり、住人は主に東大生を対象の下宿屋でした。それは先日の地震でもびくともしなかったという構造的には丈夫な建築で文化財の価値がある建物として残したいのであるが、個人の持ち主であるためた、ぶん取り壊される運命にあるようです。

こんな一つの建物でさえいろいろな歴史が刻まれている。どんな小さな取るに足りない建物でもその中にはいろいろな物語があり、道という外部空間も物語を生み、こんな物語の集積が町を作り、人間社会のアイデンティティを作ってきたのだと思います。だから都市や町や村などは愛着あるものとして成り立ち、旅行や旅の対象になっているのは当然であると考えます。

そんな町が津波により跡形もなく消し去られた風景をみたとき、私は広島に原子爆弾が落ちた風景を重ねていました。いろいろな記憶の織物を一瞬にして、原爆が消し去っていきました。それと全く同じ風景が東北の港町に広がっていました。死者行方不明者を入れると3万は超えるであろう天災の脅威になすすべもないのです。私には一種虚脱感に近いものを感じています。

文脈を失った町をどのように再生するのであろうか?同じものは当然できないし、早急に作ると、アイデンティティのないつまらないものを作る結果に繋がるし、しかし早くに作らなければならないというジレンマに襲われる。一つ一つ丁寧に文脈をつっていく方法がこの場合適切なのかどうかは今後に任すとして、この震災を通して日本人の家づくりに対する考え方が大きく変わり、場所選びから大きく変ったのは間違いないと思います。

埋立地は避けるであろうし、海沿いの敷地を探しても海抜のことが気になるであろうし、震度のことは今まで以上に要求されてくるであろうし、オール電化に不便さを感じている方もいるし、かといってやはり石油かというとジリ貧だし、やはり自宅で完結するオール電化住宅になると考えます。そして家庭菜園で野菜、米などを取れるような家を望む方がきっと出てくると思います。


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by 3tsuda | 2011-04-02 15:04

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