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建築日記

私が標榜する家

今日は久しぶりに私が標榜する家を考え直したいと思います。私のプロフィールでも紹介しているのですが、融通無碍の家とはなんぞやともう一度問い直したいと思います。

私は考えるところがあり、ある意味で生まれ変わったと思っています。
その自分から考えると、昨今テレビやマスコミでは個性の文字が踊っているように思われます。美術家や音楽家などと言われる芸術家は往々にして個性が求められていると思います。そこで皆さん個性豊かになろうと考えている人もいますし、いや個性的な人がこのような職を選択していると思います。そこで問題は他の人を批評するということです。我、自分は自分はということが声高に言われていて我の主張ばかりが目立ちます。果たして我の主張なのか否かなのです。

この問題を考えるに先立ち、もうひとつ考えていきたいことがあります。皆さん人間の細胞の数は60兆個と言われています。そして一つ一つの細胞には30億個の塩基配列のDNAがあり、そして全部同じだそうです。しかし、我々の体は部位により心臓を作ったり、脳細胞を作ったりしていますので一見同じ細胞とはおもいませんが、DNAが全て同じだそうです。なにが違うのか?それはそれそれの塩基にスイッチON/OFFがあり、このスイッチにより違う細胞になっているそうです。そして今の人間はミトコンドリアDNAを調べていくとひと組みの男女からつまりアダムとイブから今の人類が来ていることが分かってきました。聖書で言われているそのままですね。つまり今の地球上にいる人類はクロマニオン人でありネアンタール人ではないとのことです。私の外国で生活したことがあるので現地の方のものの見方や考え方に違いがあると同時にかなり共通点を見出してきました。これも同じルーツであるからではないでしょうか。特に美術を見るとわかるのですが、やはりルーツが同じであるから外国の方が作った作品をみて理解共感できるのではないでしょうか?ネアンでタール人のルーツを持つ方がいてその方たちの使うったものが果たして理解できるか、今疑問に思います。

そしていつも見ているほかの方は実は兄弟なのです。このように見てきますと個性個性と声高に言うことが無意味になってきませんか?こんな認識から私は仏教で言うところの無碍の大道という我を捨てた方法で矛盾をきたさないで設計を展開したいと考えるに至りました。



by 3tsuda | 2011-11-20 16:17

建築に関する考え
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